このプログラムでは、約12 年間で5,000 本のZygoma インプラントの経験に基づき、Dr.Fibishenko のアプローチと他の高度な技術を組み合わせた方法を探ります。無歯顎患者や複雑な症例をデジタルワークフローで治療することが特徴です。
上顎臼歯部領域における残存垂直骨量1mmの症例では、ラテラルアプローチによる2回法の術式が一般的で、長期の治療期間を有し、上顎洞粘膜穿孔、補填材の漏洩などの合併症も多い。
この方法は難易度が高く、誰がやっても同じ結果をもたらすだけの術式ではない。超高齢化社会の日本では、外科的な侵襲が少なく短期間で治療が完了し、合併症の少ない方法が必要だと考える。
2025年現在、上顎臼歯部の垂直骨量1mmの症例に対して、ワイドショートインプラントを用いたグラフトレス
サイナスリフトを供覧し、その予知性について講演したい。
デジタルテクノロジーで生産性の向上を図ることが、労働人口減少などの社会問題の突破口になることは、歯科界のみならずあらゆる業界の共通認識となっています。期せずして近年の歯科界では、口腔内スキャナーをはじめとするCAD/CAM機器の普及により、ほとんどの補綴物・技工物生産をデジタル支援で行うことが可能になりつつあります。しかし手作業を機械に代行させただけのデジタル化では、その恩恵はそう多くはありません。デジタル化による生産性向上を活かした仕組み作りまで行って初めて、デジタル化の意義は最大化されます。これがDX(デジタルトランスフォーメーション)です。当院では特にこの6年間、かなり極️端なDXを行ってきました。その成果は絶大で、経済性も含め、スタッフも私自身も生活が一変しました。今日は、その要諦をお話しします。
coming soon
2025年ICOI国際口腔インプラント学会 日本支部学術大会