歯科衛生士の方にお聞きしました!「学校歯科検診」歯科についてどのような教育を行っていますか?

Dentwave.com会員、歯科衛生士のcoe会員の歯科医療従事者の方々に「学校歯科検診」に関してお聞きしました。
■調査期間:2024年11月28日〜2024年12月9日
■回答者:歯科衛生士154名(Dentwave.com会員)(歯科衛生士のcoe会員)
調査項目
1.勤務先の歯科医院では学校歯科検診を行っていますか?
2.行っていない理由を教えてください。
3.学校歯科検診で最も重視している検診項目は何ですか?
4.学校歯科検診で困難を感じることは何ですか?
5.学校歯科検診が子どもの口腔健康改善に寄与していると感じますか?
6.検診結果を家庭に伝える方法について、効果的だと思うものを教えてください。
7.学校に向けた歯科についての教育を行っていますか?
8.具体的にどのようなことを行っていますか?
2.行っていない理由を教えてください。
病院の歯科で、学校歯科検診は参加できない。
医院での一般診療だけでも忙しく手一杯なため。
矯正歯科だから
他医院の先生が行っている
歯科医師会に未加入のため
声がかからないから
負担になるから
先生が高齢の為
自費専門のため
理事長の方針
訪問歯科メインだから
長年にわたり昔からある歯科医院が学校歯科医となっているため縁がない
3.学校歯科検診で最も重視している検診項目は何ですか?
う蝕の有無と回答した方は最も多く96.5%、次いで咬合(かみ合わせ)異常と回答した方が57%、プラークの付着と回答した方が55.8%いう結果となりました。

4.学校歯科検診で困難を感じることは何ですか?
検診環境(照明や椅子など)の不備と回答した方は最も多く59.3%、次いで時間の不足と回答した方がともに40.7%、検診対象者数の多さと回答した方が39.5%という結果となりました

5.学校歯科検診が子どもの口腔健康改善に寄与していると感じますか?
ある程度関与していると回答した方は最も多く57%、次いで非常に関与していると回答した方は29.1%、あまり関与していないと回答した方は14%という結果となりました。

6.検診結果を家庭に伝える方法について、効果的だと思うものを教えてください。
検診結果のお知らせ(紙媒体)と回答した方は最も多く86%、次いで保護者向け講習会と回答した方は33.7%、子ども向けの啓発資料配布と回答した方は27.9%という結果となりました。

8.具体的にどのようなことを行っていますか?
ペープサートでむし歯予防について話している。
ブラッシング指導
フッ素の必要性
学校ではないが保育園への歯科についてのお話をしに行っている。
小児歯科の特徴と傾向 対策
年に一回ですが、二年生はう蝕予防と五年生には歯肉炎予防のための
フロス指導を行っている。
歯磨き指導、歯ブラシや歯ブラシ袋の寄付
スライドによる歯に関する教育及びブラッシング指導
紙媒体を用いておやつなどの食事指導をしたり、
模型を使用して磨き方の説明を行った
紙芝居
学校へ行って講習会
ブラッシング指導 学年に応じた教育
歯科検診の後に歯についての話し
スライドを使って1時間程講話〜実際に歯磨き、フロスの練習
学年別講習会
フッ素洗口
歯磨きの重要性