ライフスタイル
ISDH2024にて出会ったアメリカと韓国の歯科衛生士に聞く 世界の歯科事情
2024年7月11日から13日までの3日間、韓国ソウルのCOEXにて歯科衛生士のための国際シンポジウム「ISDH2024」が開催されました。そこに歯科衛生士のcoe編集部も取材に行き、アメリカと韓国の歯科衛生士の方々に歯科事情をお聞きすることができました!
ISDH2024イベント概要
- シンポジウム名:ISDH 2024 (International Symposium on Dental Hygiene 2024)
- 開催:2024年7月11日~7月13日 @韓国 ソウル COEX
- 主幹:IFDH(世界歯科衛生士連盟 International Federation of Dental Hygienists)
- 主催:大韓歯科衛生士協会
アメリカ歯科衛生士に聞く「臨床とやりがい」のハナシ
今回、アメリカの歯科衛生士インタビューでは、歯科衛生士のスタディグループTeam Grin'nの共同代表の藤森 直子先生、北原 文子先生にも設問の作成からインタビューの実施まで、ご協力を頂きました。
Interviewee Profile
(左から)Mario Rui Araujo先生、Ron Knevel先生、Xiao-Qing Fung先生、Esther Tingue先生
質問1:メインテナンスの時間はどれくらいかかりますか?
Mario Rui Araujo先生:普段は1時間くらいかかりますね。ですので、私のアポイントは初回であれ、メインテナンス期間であれ、全て1時間ほど取っています。
Ron Knevel先生:僕の場合も45分程かかります。
Xiao-Qing Fung先生:患者さん次第ですが、僕もおそらく30分から40分はあると思います。
Esther Tingue先生:私も通常、45分から1時間の間で行っています。
Mario Rui Araujo先生:普段は1時間くらいかかりますね。ですので、私のアポイントは初回であれ、メインテナンス期間であれ、全て1時間ほど取っています。
Ron Knevel先生:僕の場合も45分程かかります。
Xiao-Qing Fung先生:患者さん次第ですが、僕もおそらく30分から40分はあると思います。
Esther Tingue先生:私も通常、45分から1時間の間で行っています。
質問2:オーラルケアのアイテムは何を使っていますか?
Mario Rui Araujo先生:カラーブラシと電気ブラシを使っています。 僕自身は完全にカラーブラシのファンです(笑)そして歯に何か刺さっている時など、時々フロスを使います。
Ron Knevel先生:Philips Sonicareを使っています。そして、デンタルフロスは使いません。 デンタルブラシでも何でもできるからです。どこにでもフィットして、きれいになります。そして僕はレイジーな人だからです(笑)
Xiao-Qing Fung先生:家で使うものに関しては、僕もPhilipsの電子歯ブラシを使っています。そして歯磨き粉は勤務先の先生から頂いた、フッ素入り歯磨き粉を使っています。
Esther Tingue先生:私はほぼすべてのオーラルケアのアイテムを使っています。歯間ケア、プロキシブラシ、フロス…その時に合わせて切り替えながら使っていますね。
Mario Rui Araujo先生:カラーブラシと電気ブラシを使っています。 僕自身は完全にカラーブラシのファンです(笑)そして歯に何か刺さっている時など、時々フロスを使います。
Ron Knevel先生:Philips Sonicareを使っています。そして、デンタルフロスは使いません。 デンタルブラシでも何でもできるからです。どこにでもフィットして、きれいになります。そして僕はレイジーな人だからです(笑)
Xiao-Qing Fung先生:家で使うものに関しては、僕もPhilipsの電子歯ブラシを使っています。そして歯磨き粉は勤務先の先生から頂いた、フッ素入り歯磨き粉を使っています。
Esther Tingue先生:私はほぼすべてのオーラルケアのアイテムを使っています。歯間ケア、プロキシブラシ、フロス…その時に合わせて切り替えながら使っていますね。
質問3:歯科衛生士人生で嬉しかったことは?
Mario Rui Araujo先生:とても素敵な質問ですね!ワシントン州シアトルで学士号を取得した時ですかね。僕にとってとても誇らしい、素晴らしい大学だったからです。
Ron Knevel先生:過去、僕が担当したとあるセッションにて、12名程の女性の学生がいつも授業が終わった後に感謝の気持ちを込めて歌をうたってくれたことです。それが一番素晴らしい瞬間だったなと思います。
Xiao-Qing Fung先生:スケーリングをした患者さんがまた来院して、“あなたが教えてくれた方法でホールケアをしたら、私の人生が変わった気がします”と言ってもらえる時です。患者さんの人生に良い影響を与えていることを実感して、歯科衛生士としてしっかり社会貢献できているなと感じています。
Esther Tingue先生:患者さんの口腔ケアを通して、その方の人生に変化をもたらすことができた時ですね。健康に関して色んな話をして、その価値を患者さんに理解していただいた時が、歯科衛生士人生において一番嬉しい瞬間です。
Mario Rui Araujo先生:とても素敵な質問ですね!ワシントン州シアトルで学士号を取得した時ですかね。僕にとってとても誇らしい、素晴らしい大学だったからです。
Ron Knevel先生:過去、僕が担当したとあるセッションにて、12名程の女性の学生がいつも授業が終わった後に感謝の気持ちを込めて歌をうたってくれたことです。それが一番素晴らしい瞬間だったなと思います。
Xiao-Qing Fung先生:スケーリングをした患者さんがまた来院して、“あなたが教えてくれた方法でホールケアをしたら、私の人生が変わった気がします”と言ってもらえる時です。患者さんの人生に良い影響を与えていることを実感して、歯科衛生士としてしっかり社会貢献できているなと感じています。
Esther Tingue先生:患者さんの口腔ケアを通して、その方の人生に変化をもたらすことができた時ですね。健康に関して色んな話をして、その価値を患者さんに理解していただいた時が、歯科衛生士人生において一番嬉しい瞬間です。
韓国の歯科衛生士に聞く「キャリアとライフスタイル」のハナシ
そして韓国の歯科衛生士インタビューでは、ISDH2024組織委員会委員長のパク·ジョンラン先生にご協力頂き、キャリアやライフスタイルにいついてお話すをお伺いすることができました。
Interviewee Profile
パク·ジョンラン 先生(ISDH2024組織委員会委員長)
質問1:韓国の歯科衛生士は普段、どのような手段で勉強をしていますか?
パク·ジョンラン 先生:韓国では、学生時代から国内はもちろん、海外の歯科情報に興味を持って積極的に収集する雰囲気です。ですので、使える手段は幅広く何でも使うイメージですね。
今回のISDH2024のようなセミナーに参加したり、自信で英語を勉強してインターネットやSNSなどで勉強したり、直接国際イベントに参加する方も多いです。
パク·ジョンラン 先生:韓国では、学生時代から国内はもちろん、海外の歯科情報に興味を持って積極的に収集する雰囲気です。ですので、使える手段は幅広く何でも使うイメージですね。
今回のISDH2024のようなセミナーに参加したり、自信で英語を勉強してインターネットやSNSなどで勉強したり、直接国際イベントに参加する方も多いです。
質問2:韓国の歯科衛生士も家庭と仕事の両立など、キャリアに関する悩みがあるかと思いますが、どのように解決することが多いですか?
パク·ジョンラン 先生:もちろん女性が多い職業ですので、韓国でも産休によるブランクなど、キャリアに悩みを抱えている方が多いです。ですが、この数年前で歯科衛生士会の努力で様々なキャリア支援制度を確立することができました。全国の休職中の歯科衛生士人数をデータで管理していて、その方々がまた復職できるように無料で教育プログラムも提供しています。
パク·ジョンラン 先生:もちろん女性が多い職業ですので、韓国でも産休によるブランクなど、キャリアに悩みを抱えている方が多いです。ですが、この数年前で歯科衛生士会の努力で様々なキャリア支援制度を確立することができました。全国の休職中の歯科衛生士人数をデータで管理していて、その方々がまた復職できるように無料で教育プログラムも提供しています。
“歯科をもっとよくしていきたい”気持ちは一緒!
今回、アメリカから韓国まで、たくさんの歯科衛生士の方々の話をお伺いすることができました。国によって歯科衛生士ライフは少しずつ違うかもしれないですが、“歯科をもっとよくしていきたい”、“歯科衛生士ってやはり楽しい!”という気持ちは変わらないことが分かりました。
インタビューにご協力頂きました歯科衛生士の皆様、ありがとうございました!
インタビューにご協力頂きました歯科衛生士の皆様、ありがとうございました!