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2018/11/08

許せなかったスタッフの言動

みなさん、こんにちは。ルーキー片岡です。
私は学生時代にコンビニエンスストアでアルバイトをしていましたが、
いつも激しいストレスを抱えながら仕事をしていことを深く覚えています。
今回、私が気になったのは「スタッフとのトラブル」です。

前回の記事では「患者とのトラブル」に関するエピソードを紹介しました。
多くの歯科医院ならではの壮絶なエピソードが投稿され、驚きを隠せなかった方も多かったのではないでしょうか?

そして、今回は「スタッフとのトラブル」というテーマでDentwave.com会員のみなさんからエピソードを募集しました。
どんな職場にも従業員間でのトラブルはつきものではあります。
では、閉鎖的な空間かつ女性の割合が圧倒的に高い歯科医院という職場にはどのようなトラブルが発生するのでしょうか?

それではみなさんが経験した辛いエピソードを見ていきましょう!
許せなかったスタッフの言動
『心を抉る 氷のように冷たい問診』
それは、悪性腫瘍の周術期の口腔管理の患者さんが来院されたときのことです。患者さんには癌であるということは告知されていましたが、自分で思っているのと他人から言われるのは心情が違うと思い、私は問診でもがんとは言わずに「〇〇さんのご病気」や「悪くなっているところ」といった表現を使っていました。その後に口腔衛生指導をスタッフに頼みました。そのスタッフの言動が信じられませんでした。
「しっかりと自分でも口腔ケアをしてください。私たちは健康なので大丈夫ですけど〇〇さんは『がん』なので」 と淡々と話すのです。それを聞いたときに私は眩暈がしてしまいました。その瞬間に患者さんの表情がすっと消えたことを忘れられません。問診時は機嫌よく話を聞かれていましたが、その後は自ら会話や質問もすることもなく落ち込んだ様子で帰られました。クレームはなかったですが、あってもおかしくない事例だと思っています。
(40代/歯科医師)

『すべてが他責 吠え狂う狂犬スタッフ』
これは急患で院内が慌ただしい日のことでした。急患が入り予約の方をお待たせする際は必ずそのことをお伝えし、お待ちいただけない場合は日時の変更をお願いすることが当院のルールでした。

ある日、その旨を患者に伝えていないにも関わらず「どれくらい待ちますか?」という質問に対し、高圧的に「急患なので、終わるまでお待ちください!」と言い捨て、その場を離れてしまったスタッフがいました。その患者は「急患なら最初にそう言って欲しかった。今まではいつもそうだった。」と言いました。それに対して「私が悪いのなら謝りますが、私に落ち度はありません!そういったクレームはやめてください!」とそのスタッフは吠え出したのです。その様子が診療室内にも伝わって来たので、すぐに治療を中断し、場を収めるために待合室に行きました。「配慮が足りず、貴重なお時間を無駄にしてしまい申し訳ありませんでした」と私はすぐにお詫びをしました。「先生が悪いんじゃないから」とその患者は私をフォローしてくれました。その言葉に対して「先生が悪くないなら、私が悪いって言うんですか!?」とスタッフは怒り狂ったのです。自分がルールを守れなかったことは忘れてしまっているようでした。
私は診療が終わってから改めて患者のお宅にお詫びに伺いました。そのスタッフには、その日のうちに退職するように言いました。能力以前の問題で許せませんでした。
(60代/女性歯科医師)

『身内の不幸もネタにする悪質おしゃべり』
これは私の父親が末期がんで入院中の時に何度か危篤状態になり、私も病院に通っていた時期のことです。
自分の仕事をすべて整理して、院長と先輩の衛生士にも報告した上で持ち直し仕事に戻りました。その時の先輩衛生士の発言が信じられませんでした。
「『死ぬ、死ぬ』言っているけど死なないじゃん」とみんなの前で言い放ったのです。
後日、父が亡くなり、私は忌引きで休んでいました。その間にもその衛生士は私の担当じゃない患者にもわざわざ私の父が亡くなったことをべらべらと話していたのです。
職場に復帰すると誰か分からない人から香典が届いており、本当に呆れ果てました。常識の欠片もない大人がいるのだと驚いたものです。その衛生士とは一緒の部屋の空気も吸いたくないほど今でも許せません。
(40代/女性歯科衛生士)

『インスタに語る意味深な発言』
これは妊娠したスタッフの話です。 そのスタッフは産休・育休に入る前に「17時以降も仕事ができます。完全復帰します」と宣言していました。復帰する1週間前も同上の返答を得ていました。
しかし、彼女のインスタグラムには「職場にとうとう言わなきゃ。何を言われても耐えなきゃ」と意味深な言葉が投稿されていたのです。そして、復帰当日。その嫌な予感は的中しました。「やっぱり17時以降は仕事ができません。仕事も今日辞めたいです」 と宣言と反対のことを言ったのです。彼女が復帰すると思い、患者のアポイントも増やして入れてありました。おかげで当日の診療は滞り、復帰すると期待していた従業員たちもカンカンです。彼女は育休手当を満額欲しいために嘘をついたのでしょうか。

結局、育休復帰後の退職が早すぎるという理由で、育休手当は満額おりませんでしたが。
きちんと就業規則で「退職は1ヶ月前に」と規定し、徹底すべきであったと反省しています。
(40代女性歯科医師)

『好きなものは女とカネ』
私が許せなかったのは、先輩歯科医師の人を差別する言動です。その人は、患者の職業や口腔内の状態によって態度を変えていました。「あの患者は貧乏だから、適当な治療でいい。根治も数回すればいい」などと発言しました。収入が多い人に関しては「必ず自費の治療になるようにノンクラスプデンチャーを勧めろ」「クラスプがあるデンチャー(保険内のもの)は勧めるな」と差別するのです。私は、患者さんごとに差別をすることなく治療がしたかったので本当に許せませんでした。
また、「綺麗な女性の患者さんは俺が診る」などという発言もあり、本当に嫌な気持ちでいっぱいでした。最終的には生活保護を受けている患者や収入が少ない患者を診ようとはしませんでした。
(30代/女性歯科医師)

今回も驚くようなエピソードがたくさん寄せられましたね。
相手の気持ちを理解できないスタッフ、責任感が全くないスタッフ、自分都合に治療を進めるドクターなど実際に自分の職場にいるとかなりの厄介者になることでしょう。

みなさんの周りにはこのようなスタッフはいませんか?
あるいは、自分自身がこのような言動をとっていないでしょうか?

人間関係やチームワークは円滑な治療を進めていく上で重要な要素です。
相手の気持ちを理解できるスタッフで溢れる歯科医院が1つでも増えると嬉しいですね。

それでは、また次回の『本音に迫る!歯科ネタ情報局』でお会いしましょう。
次回もお楽しみに!

DentResearch調べ
調査日時:2018年10月24日
調査人数:93名 (Dentwave会員 歯科医師・歯科衛生士)
本音に迫る!歯科ネタ情報局:ルーキー片岡の歯科業界ここが知りたい!

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