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2013/10/24

第1回 はじめまして!歯科技工士の川端 利明です。

 はじめまして!歯科技工士の川端利明と申します。

 今回から、このサイトをお借りして、毎月1回のペースでコラムを書かせていただくことになりました。連載ということでお引き受けしていますが、何回連載できるのか自分自身も予測不可能ですが(笑)、持ち前のチャレンジ精神で、力の限り取り組んで行きたいと思っていますので、読者の皆様には暖かい気持ちで見守っていただければ幸いです。

 さて、第1回目の今回は、私自身の自己紹介をさせていただきたいと思います。

 1960年、兵庫県の淡路島で生まれ、大阪の歯科技工士学校を卒業した後、多くの夢を抱いて、東京医科歯科大学附属歯科技工士学校実習科で2年間学び、東京のラボで修行させていただきました。
ラボにおける4年間の臨床経験は、その後の私の歯科技工士としての方向性を決定づけるものとなりました。また在職中に「第2回国際歯科技工学術大会」のテクニカルコンテストへの作品提出にも快くご理解いただいき、受賞できたことで大きな自信を得られたことは、夢だけが大きく膨らむばかりの27歳の私には大きな心の財産となりました。もう20年も昔のこととなりますが、有限会社エイトデンタルの小川八郎社長には心より感謝しています。

 そのプライドを胸に、「有限会社ラジカルスペース」を設立したのが、1989年の3月8日でした。当時はバブル景気の真只中でした。と言いましても当時の私自身は、その恩恵を受けているという自覚もないまま、夢と不安が交差する不安定な気持ちの毎日を過ごしておりました!

 歯科業界も潤っていた時代であり、だからこそ私のような者も何とか順調に進み出せたのだと実感したのは、いわゆる、「バブル崩壊」の後だったように思います。

 1度は、規模拡張を目標としてラボを大きくしていくことを目指していましたが、いつのまにか大きく方向転換し(なぜ方向転換したかはいずれ書きたいと思っています)、 現在では、私と歯科技工士のスタッフが1名、それに集配と経理を担当しているスタッフが1名の、限りなく小さなラボの一員として、日々の臨床技工と格闘しながらも、充実した日々を過ごしています。

 臨床技工を行うかたわら、平行して行っている歯科技工士としての仕事として、インストラクター活動があります

 歯科技工士学校の学生時代からの将来の夢として、技術を教えるという立場には大きな憧れを持っていました。その夢がかなったのが1996年の夏、当時の株式会社デグサ三金の青木典男さんからお誘いを受けたのが始まりでした。

 新しいポーセレンシステムのインストラクターとしてのお誘いで、1ヶ月後にはドイツの本社で研修を受けることが条件として提示されましたが、もちろん喜んで「よろしくお願いします」と返答しました。 
なぜなら、こんなチャンスが来たときのための準備として、その前年までにもヨーロッパを数回海外旅行し(観光ですが)、前の年にはドイツのデンタルショー、マイスタースクール、ラボなどの見学(大畠先生には大変お世話になりました)と、ドイツの情報収集をしていたからです。

 もちろん、インストラクターがどんなものかもわかりませんし、自分にできるのかもわかりませんでしたが、チャンスを逃がさないよう、全力でぶつかっていくしかないと考えていました。プレッシャーがなかったわけではありませんでしたが、若かったのか(笑)失うものなど何もないですから、失敗を恐れることもなく、チャレンジ精神と好奇心で突っ走れたように思います。

 
そんな、インストラクター活動も今年で12年目。今は数社のインストラクター活動と、私自身が企画しラボで実技と講習を行う「ラジカルプライベートレッスン東京、大阪」、年間10回の実習コースの「ラジカルクラブ実習コース東京、大阪」、基礎的な実習を徹底的にマスターしていただくための全日制の「MTEC」の主宰として活動を行っています。

 
また、年2回程度のペースで新大阪歯科技工学校研修科の講義を担当させていただいています。 
 すべての活動でかかわっている受講生の方々の年齢は20歳から60歳まで、実にさまざまですが、技工経験のあるなしにかかわらず、すべての方が学びたいという“熱い思い”をもって参加されています。その“熱い思い”に応えるためには、私自身がそれよりももっと“熱い思いと情熱”を蓄えておかなければ、受講生の方々に失望を与えてしまうことになると考えています。

 
そんな講師である私自身と、受講生の方々の“熱い思い”のやりとりがエネルギーとなり、技術論以上に大きな何かが伝わるということを信じて、常に全力で突っ走っているという点では、12年前と何も変わっていないということですね(笑)

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