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2013/10/24

第4回 賢明なる投資家になるために vol.4

オフショアをうまく使いこなそう(改めて解説します)

オフショアとは、海外を意味します。海でサーフィンをしていた人なら、「今日は、オフショアの風が吹いている」などと粋に使ったことがあるかもしれませんが、金融では、世界に約100箇所ある“Offshore Financial Center”に国籍を持つファンド、銀行などを指します。「オフショアバンク」「オフショアファンド」などのように、金融の他の言葉と一緒に使われることが多く、それらは所得税、法人税、利子税などが無い、いわゆる「税金天国」=Tax Heavenにある銀行、ファンドを意味します。

賢明なる皆様のことですから、この言葉は既にご存知か、あるいはもうその恩恵を受けている方も多いのではないでしょうか。

近頃、オフショアについてよく知らないが故に、ファイナンシャル・アドバイザーに多大な顧問料、あるいはファンド取り扱い手数料を支払われている方が多いことに気づき、もう少し、きちんと認識してもらおうと思います。

(1)オフショアバンクの長所

(1)原則、利息は非課税

(2)開設には少額の資金でOK(口座維持手数料が別途発生)

(3)口座秘匿性(銀行の生命線)

(4)オフショアバンクからのファンド購入は、1ファンド20万円程度から可能

(5)月々積み立て型ファンドもあり、少額から、資産運用ができる

(6)直接、海外株式を購入できる(非居住者制限あり)

(7)一般に日本の銀行より、格付けが高く信頼性は高い

(8)VISA, Masrer-Cardなどのクレジットカードの使用ができる

(9)日本国の銀行預金封鎖時でも安全

(10)資産運用管理が楽(インターネットで24時間接続可能)

(2)オフショアバンクの短所

(1)英語の読み書き、時には会話が必要

(2)日本に預金を移す場合、雑所得として課税される

オフショアバンクとプライベートバンク

機能も、目的も全く違います。プライベートバンクのサービスは、ほとんどの場合、最低3億円程度の現金を保有していることが必要で、数十億円の資産を持って初めて得られる、有効なサービスと言えるでしょう。

オフショアファンドとヘッジファンド

もともと、ヘッジファンドは、絶対的な収益(Absolute Return)を目指し生まれたもので、読んで字のごとく、ヘッジ(リスク回避)をすることであり、金融工学を駆使し収益を上げようとします。ついこの間まで、ヘッジファンドはお金持ち向けのファンドであり、最低投資額1億円程度でした。現在は、数百万円から投資できるものも多く、そのバーは下がっています。でも、リターンに対し、インセンティブフィー(投資マネージャーに収益の一部を成果報酬として渡す)が発生し、そのコストは決して安くありません。

ヘッジファンドの国籍は、その性格上、オフショアに置くことが多く、そのため、オフショアファンド=ヘッジファンドと思っている方もおりますが違いますので注意してください。

オフショアの楽しみ方

(1) オフショアファンドへの投資

日本人がオフショアファンドへ投資する場合

(1)オフショアバンク口座から投資する

(2)直接、日本から投資をする

オフショアファンドの中に、明確な定義はありませんが、海外のTax Heaven 地域に国籍を置くファンドと理解してください。オフショアファンドの格付け確認には、有名なS&Pが便利です。英語ができる方は、サイトを見ながら、世界のファンドの多さとそのレーティング(格付け)を楽しんでみてください。

(2) オフショアファンド投資で気をつける点

一般的に、アドバイザーを通して、オフショアファンドに投資をする場合、ファンド会社から、少額ですが手数料が支払われます。この報酬とは別に、顧問料などを請求されるのであれば、そのサービスの内訳、内容など明確にして契約を結びましょう。英語ができるのであれば、ほとんど自分でポートフォリオを組むことも可能です。絶対に気をつけなくてはならないのが、ひとつのファンドに資産の大半を投資するようなことを避けることです。過去15%のリターンだったからと、そのファンドのみに投資することは愚かなことです。

資産分散「アセットアロケーション」を心がけ、目標値を決め、運用することが大事です。

では、オフショア投資を楽しむのに、一番良い方法は何か。箇条書きで

(1)オフショアバンクに口座を開く

(2)アセットアロケーションを組む

(3)その口座からファンドを購入する

(4)日本国内での投資、海外での投資のバランスを取る

極て簡単ですが、こんなところでしょうか。それでは、近い将来、オフショア・アイランドの椰子の木蔭で会いましょう!

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